アドセンス

2016年10月20日木曜日

米インテル株(INTC)について


米インテル株(INTC)について簡単に調べてみた。

研究開発費及び設備投資の負担が重い会社というのが第一印象。

半導体は競争が激しいせいかお金がやっぱりかかりますといった感じ。

売上高に対する研究開発費の割合は2015年12月期で21.9%であるが、設備投資負担も重いことから、長期有利子負債も同200億ドルにのぼる。ただ、この期についてはM&Aのために資金調達したした結果、有利子負債が増えた経緯もある。

研究開発費を負担しても売上高当期利益率は20%程度確保するが、競争力維持のための設備投資負担も大きいことからEPSも2.33ドル程度にて横ばい推移となっている。過去の業績推移をみても右肩あがりのトレンドを期待しずらい。

ここから先、収益性をアップさせるにはパソコンに偏った収益構造を是正する必要があるが、モバイル分野ではARMのプロセッサのシェアが圧倒的であり、状況を大きく改善することは現状難しそうだ。

総じて、アニュアルレポートを読んでみても、現時点で投資したくなるような要素が見当たらない。



投資は自己責任で。
応援よろしくお願いします。

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